資料室

社会福祉法人 全国スモンの会の定期刊行物「曙光」について

創刊号

スモン患者が自ら立ち上がり1969(昭和44)年に結成された全国スモンの会は、スモンがキノホルムを原因とする薬害であることが判明したことを受け、国や製薬会社の責任を問う統一集団訴訟を闘うことになりました。

このスモン訴訟の時期に、当時スモン統一集団訴訟原告協議会長を務めていた相良丰光初代会長が、「信頼と団結のきずな」を謳い、月刊の機関誌として1972(昭和47)年10月に創刊したのが「曙光」です。

創刊後の「曙光」は、スモン訴訟の動向、全国スモンの会各地支部の活動報告、スモン患者の訴え、またスモン訴訟に尽力をくださった弁護士や医師による論文などを毎月掲載してまいりました。

1982(昭和57)年の曙光園設立以降も、曙光園施設長を兼任していた相良丰光初代会長が引き続き「曙光」編集の任にあり、曙光園における活動紹介他の掲載など、毎月欠かすことなく発行してまいりましたが、2008(平成20)年3月に相良丰光初代会長が病に倒れたことで、「曙光」は通巻421号でひとたび休刊となりました。

「曙光」復刊記念号(通巻422号)

相良眞紀子理事長の指導による新体制のもとで、相良丰光初代会長の三回忌の日であった2010(平成22)年8月21日に「曙光」復刊記念号、通巻422号を発行しました。翌2011(平成23)年1月からは、季刊誌(1,4,7,10月の1日発行)として、曙光園利用者とその家族、法人・曙光園の支援者、また全国スモンの会 後援会会員の皆様、曙光園・法人職員等に配布しております。

復刊後の「曙光」は、障害者福祉や福祉関連医療の他、多岐にわたるテーマの最新事情についての特集を掲載し、各分野における有識の方々からご寄稿をいだだいています。ご協力をくださっているすべての皆様に、この場を借りて御礼を申し上げます。

「曙光」に関する各種お問い合わせは下記、社会福祉法人 全国スモンの会「曙光」編集部までお願い申し上げます。

「曙光」編集部 連絡先
〒187-0032 小平市小川町1-590
社会福祉法人 全国スモンの会「曙光」編集部
担当:大島(おおしま)
Tel:042-345-2811
FAX:042-345-2815

曙光」最近発行号のご紹介

No.472(2024年1月1日発行)「今思うこと 戦争を経験した者として」
わたしの戦争体験 ~純粋に生きていた軍国少女~(桂由美)
わたしの戦争体験 ~軍需工場での毎日~(松村和子)
戦後78年に思う(外林淳)
驥尾(きび)に付す 緒方貞子 ~「小さな巨人」台所から国連へ (第8回)(相良眞紀子)
[PDF]曙光園における利用者送迎車両整備の事業報告(編集部)
No.471(2023年3月31日発行)「免疫とワクチン」
驥尾(きび)に付す 緒方貞子 ~「小さな巨人」台所から国連へ(第7回)(相良眞紀子)
総説・身体運動と免疫機能との関連(松本徳子、森谷絜)
COVID-19ワクチン接種後の死亡と薬剤疫学的評価の概要:全国民ベースの概観と提案(福島雅典、平井由里子、中谷英仁、西村勉)
No.470(2022年10月1日発行)「憲法改正?」
驥尾(きび)に付す 緒方貞子 ~「小さな巨人」台所から国連へ(第6回)(相良眞紀子)
もう一つの平和憲法の国=コスタリカに学ぶ(伊藤千尋)
緊急事態条項の是非について(飯島滋明)
No.469(2022年7月1日発行)「曙光園40周年」(「曙光」アーカイヴズ)
驥尾(きび)に付す 緒方貞子 ~「小さな巨人」台所から国連へ(第5回)(相良眞紀子)
「曙光」巻頭言「あの感動は」、編集後記 ~「曙光」通巻118号:1982(昭和57)年7月1日発行~
開所記念講演「スモン運動の周辺」-スモン訴訟から曙光園-
曙光園八周年を記念して -川村佐和子先生の講演より-
健康的に若々しく 曙光園カラーセミナー
No.468(2022年4月1日発行)「外国人労働者」(続)
驥尾(きび)に付す 緒方貞子 ~「小さな巨人」台所から国連へ(第4回)~(相良眞紀子)
持続可能な社会に向けた外国人労働者の受け入れに関する研究(宮本恭子)
増加する外国人労働者と日本における移民政策の在り方(藤本麻亜華)
No.467(2022年1月1日発行)「外国人労働者」
驥尾(きび)に付す 緒方貞子 ~「小さな巨人」台所から国連へ(第3回)~(相良眞紀子)
日本の介護人材不足と外国人介護労働者の受入れをめぐる課題
 – 神戸市の外国人介護人材実態調査の結果から – (大和三重)
増加する外国人労働者と日本における移民政策の在り方(藤本麻亜華)
No.466(2021年10月1日発行)「笑いの効用(続)」
驥尾(きび)に付す 緒方貞子 ~「小さな巨人」台所から国連へ(第2回)~(相良眞紀子)
自律神経系に及ぼす自発的笑いの実験的検討(石原俊一)
看護ケア領域における笑いの有効性に関する文献学的考察(三宅優、横山美江)
No.465(2021年7月1日発行)「笑いの効用」 驥尾(きび)に付す 緒方貞子
~「小さな巨人」台所から国連へ(第1回)~(相良眞紀子) 女性看護師の声を出して笑う頻度と勤務状況,日常生活習慣および
職業性ストレスの関係 第2報(井奈波良一、日置敦巳) 笑いと笑顔が心身の影響に及ぼす影響(藤原裕弥) 全国スモンの会 後援会 活動報告(橋本健一)
No.464(2021年4月1日発行)「HSP(Highly Sensitive Person)」(続)
驥尾(きび)に付す 中村裕 ~日本パラリンピックの父(最終回)~(相良眞紀子)
感覚処理感受性とソーシャルスキル,精神的回復力の関連性の検討(赤城知里、中村真理)
HSP(Highly Sensitive Person)は解離しやすいか?(佐々木智城)
No.463(2021年1月1日発行)「HSP(Highly Sensitive Person)」
驥尾(きび)に付す 中村裕 ~日本パラリンピックの父(第6回)~(相良眞紀子)
Highly Sensitive Person Scale日本語版(HSPS-J19)の作成(髙橋亜希)
HSPは物事を深く考える(串崎真志)
No.462(2020年10月1日発行)「メディア・リテラシー」
驥尾(きび)に付す 中村裕 ~日本パラリンピックの父(第5回)~(相良眞紀子)
[PDF]マスメディアの劣化とソーシャルメディアの興隆(青山貞一)
高度化するメディア・リテラシー(立田慶裕)
No.461(2020年7月1日発行)「てんかん」
驥尾(きび)に付す 中村裕 ~日本パラリンピックの父(第4回)~(相良眞紀子)
てんかん患者に見られる精神症状とその原因(加藤昌明)
[PDF]曙光園における送迎用車両整備事業の報告(編集部)
全国スモンの会 後援会 活動報告(橋本健一)
No.460(2020年4月1日発行)「HACCP(ハサップ)」
驥尾(きび)に付す 中村裕 ~日本パラリンピックの父(第3回)~(相良眞紀子)
わが国におけるHACCP認証の取組(湯川剛一郎)
食品安全水準底上げに対する阻害要因分析(豊田知世 他)
No.459(2020年1月1日発行)「高次脳機能障害(Higher Brain Dysfunction)」
驥尾(きび)に付す 中村裕 ~日本パラリンピックの父(第2回)~(相良眞紀子)
わが国における高次脳機能障害者支援の現状と課題(白山靖彦)
障害者の自動車運転再開の流れ・注意点・可能性(武原格)
No.458(2019年10月1日発行)「PTG(Posttraumatic Growth)」
驥尾(きび)に付す 中村裕 ~日本パラリンピックの父(第1回)~(相良眞紀子)
DV被害経験からの「回復」と経験への意味づけ(増井香名子)
頸髄損傷者の受傷からの成長の可能性(開浩一)
No.457(2019年7月1日発行)「児童養護」
驥尾(きび)に付す 石井筆子 ~滝乃川学園創始者 石井亮一氏夫人(最終回)~(相良眞紀子)
児童虐待問題にみる児童福祉施策の変容と展望(所貞之)
児童虐待防止対策の課題(上野加代子)
全国スモンの会 後援会 活動報告(橋本健一)
No.456(2019年4月1日発行)「水道民営化を考える」
驥尾(きび)に付す 石井筆子 ~滝乃川学園創始者 石井亮一氏夫人(第5回)~(相良眞紀子)
HERE TO STAY 世界的趨勢になった水道事業の再公営化 (エマニュエレ・ロビーナ、岸本聡子 他)
No.455(2019年1月1日発行)「たばこ(禁煙、分煙)」(続)
驥尾(きび)に付す 石井筆子 ~滝乃川学園創始者 石井亮一氏夫人(第4回)~(相良眞紀子)
加熱式タバコに対する運営委員会緊急声明(日本禁煙推進医師歯科医師連盟)
京都府下の高齢者施設のタバコに関する実態調査(栗岡成人 他)
わたしの禁煙体験記(小野寺和子)
No.454(2018年10月1日発行)「たばこ(禁煙、分煙)」
驥尾(きび)に付す 石井筆子 ~滝乃川学園創始者 石井亮一氏夫人(第3回)~(相良眞紀子)
WHOたばこ規制枠組み条約第8条実施のためのガイドライン
 (厚生労働省及び独立行政法人国立がん研究センター 他)
第8条 たばこの煙にさらされることからの保護(大和浩)
女性とタバコ(松岡多香子 他)
No.453(2018年7月1日発行)「新たな方向性を目指して」
驥尾(きび)に付す 石井筆子 ~滝乃川学園創始者 石井亮一氏夫人(第2回)~(相良眞紀子)
朝鮮大学校(学園祭2018)(編集部)
全国スモンの会 後援会 活動報告(橋本健一)
No.452(2018年4月1日発行)「困難に立ち向かう」
驥尾(きび)に付す 石井筆子 ~滝乃川学園創始者 石井亮一氏夫人(第1回)~(相良眞紀子)
第40回総合リハビリテーション研究大会に参加して(安里芳樹)
2018(平成30)年度 障害福祉サービス等報酬改定(編集部)
No.451(2018年1月1日発行)「2018年 気持ちを新たに」
驥尾(きび)に付す 澤田美喜 ~エリザベス・サンダース・ホーム創始者(最終回)~(相良眞紀子)
第40回総合リハビリテーション研究大会に参加して(安里芳樹)
東京障害者職業能力訓練校(編集部)
No.450(2017年10月1日発行)「オーラルフレイル」
驥尾(きび)に付す 澤田美喜 ~エリザベス・サンダース・ホーム創始者(3)~(相良眞紀子)
虚弱・サルコペニア予防における医科歯科連携の可能性(飯島勝矢)
オーラルフレイルの概念構築の経緯(平野浩彦)
オーラル・フレイルと今後の高齢者歯科保健施策(三浦宏子 他)
No.449(2017年7月1日発行)「発達障害(続)」
驥尾(きび)に付す 澤田美喜 ~エリザベス・サンダース・ホーム創始者(2)~(相良眞紀子)
学習障害児への支援と対応(小枝達也)
トゥレット障害児・者への支援と対応(金生由紀子)
発達障害者支援法に基づく就労支援の取り組み(日詰正文)
改正介護保険関連法 可決成立(編集部)
No.448(2017年4月1日発行)「発達障害」
驥尾(きび)に付す 澤田美喜 ~エリザベス・サンダース・ホーム創始者(1)~(相良眞紀子)
発達障害とは何か(岡明)
自閉症スペクトラム障害児・者と多動性障害児・者への支援と対応(平岩幹男)
市民後見と福祉行政(下)(土屋耕平)
No.447(2017年1月1日発行)「成年後見制度」
驥尾(きび)に付す 中村久子 ~四肢切断の一生(こぼれ話)~(相良眞紀子)
成年後見制度について(德永智子)
意思決定支援と法定代理制度の考察(柴田洋弥)
市民後見と福祉行政(上)(土屋耕平)
No.446(2016年10月1日発行)「改正障害者総合支援法」
驥尾(きび)に付す 中村久子 ~四肢切断の一生(下)~(相良眞紀子)
改正障害者総合支援法の意義を解説(駒崎弘樹)
障害者総合支援法改正のポイント(北川幸子)
「改正障害者総合支援法」可決成立(編集部)
No.445(2016年7月1日発行)「改正障害者雇用促進法」
驥尾(きび)に付す 中村久子 ~四肢切断の一生(中)~(相良眞紀子)
障害者雇用政策の動向と課題(永野仁美)
特例子会社と他組織との相互関係 -特例子会社を中心に-(小田美季)
中小企業における障害者の確かな雇用確保に向けて
 〜雇用率増加及び離職率低下の実現への提案〜(中島宗臣)
「社会福祉法等の一部を改正する法律」可決成立直後に一部施行される(編集部)他
No.444(2016年4月1日発行)「電力完全自由化」
驥尾(きび)に付す 中村久子 ~四肢切断の一生(上)~(相良眞紀子)
自由化下での電力市場における本質的問題
 ~米国の電力卸売市場・小売市場の基礎サーベイから(西村陽)
電力自由化と地域エネルギー事業 -ドイツの先行事例に学ぶ-(松井英章)
「傷病手当金」の計算方法が変わります 国民健康保険法等が「改正」されました(和田知可志)他
No.443(2016年1月1日発行)「一歩一歩前進」
驥尾(きび)に付す ~ヘレン・ケラー、サリヴァン先生、ベル博士~(相良眞紀子)
「まぁ、空気でも吸って」書評セッション(編集部)
難治性てんかんに対する迷走神経刺激療法(德田慎一 他)
「第8回『人に出会う』福祉セミナー」に参加して(続)(編集部)他
No.442(2015年10月1日発行)「ともに生きる」
インクルーシブ教育と合理的配慮(後)(上田征三)
驥尾(きび)に付す ~岩橋武夫~(相良眞紀子)
「第8回『人に出会う』福祉セミナー」に参加して(編集部)
「マイナンバー制度」導入される(編集部)
武蔵野美術大学14号館「デザイン工房棟」(編集部)他
No.441(2015年7月1日発行)「国の動き、現場の課題」
インクルーシブ教育と合理的配慮(前)(上田征三)
農民連食品分析センターが明らかにしたこと(最終回)(石黒昌孝)
新しい難病対策の概要と課題(後)(水谷幸司)
驥尾(きび)に付す ~瓜生イワ~(相良眞紀子)
「日本人の食事摂取基準2015年版」について(元村美穂)他
No.440(2015年4月1日発行)「多文化の共生」
地中海における文明の衝突 -十字軍- (高山博)
紛争現場からの警鐘 「集団的自衛権」へのNGOの反論(谷山博史)
農民連食品分析センターが明らかにしたこと(第3回)(石黒昌孝)
相手を大切に想う心(相良眞紀子)他
No.439(2015年1月1日発行)「難病法」
新しい難病対策の概要と課題(前)(水谷幸司)
筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群を通じて考える「制度の谷間」のシンポジウム
 ~難病法成立後に残る「制度の谷間」(篠原三恵子)
農民連食品分析センターが明らかにしたこと(第2回)(石黒昌孝)
「人間力」と「人間関係力」の向上を目指して(相良眞紀子)
難病法「110疾患」、改正児童福祉法「704」疾患、助成始まる
 スモンは「指定難病」のワク外、ただし医療費助成は継続される(和田知可志)他
No.438(2014年10月1日発行)「農業の意義と安全を問い直す」
農民連食品分析センターが明らかにしたこと(石黒昌孝)
食・エネルギー自給・循環型の地域づくり -埼玉県小川町下里有機モデル-(金子美登)
食と農の現場に子どもの出番を(星寛治)
「小児の水痘」と「高齢者の肺炎球菌感染症」
 10月1日より「定期予防接種」の対象疾病に追加されます(和田知可志)他
No.437(2014年7月1日発行)「生活保護」(続)
扶養義務と生活保護制度の関係の正しい理解と冷静な議論のために(尾藤廣喜)
生活困窮者自立促進支援モデル事業の先進的な取組み 北海道釧路市
 ~自立支援から地域と人を耕す困窮者支援の試み~(櫛部武俊)
生活保護制度における就労支援の有効性と生存権の保存(続)(宮本順子)他
No.436(2014年4月1日発行)「生活保護」
生活保護制度の行方(大竹文雄)
改正生活保護法の問題について(大西連)
生活保護制度における就労支援の有効性と生存権の保存(宮本順子)
福祉の原点を考究し、地域に貢献する法人(相良眞紀子)
「難病新法」成立迫る(和田知可志)他